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女性の活躍推進は個人の成果の「見える化」から

2015年6月2日(火)日経記事にこんなことが書いてありました。

 

児玉直美・一橋大学準教授は

女性は競争を好まないなどの理由から成果主義の賃金体系で不利な立場に置かれる

と分析。

 

この記事を見て、自分の過去(会社員時代)を思い出しました。

 

中間、期末の成果目標面談がとても苦手でした。なぜ苦手だったかというと

 

  1. 出来ていないことばかりに目がいき、自分の能力の無さを責めてしまう
  2. 自己評価を高くつけて、自信過剰だと思われるのではないかという不安
  3. 自己評価と上司評価が違っていた時に、批判されている感覚になる
  4. 自己アピールするのは苦手
  5. 振り返りがそもそも苦手(やったこと、できたことが思い出せない)

 

また、どこかで

 

  • 一生懸命やっているのだから、見てくれているだろうという淡い期待

 

もあったのだろうと思います。

今思えば、部下の仕事を1から10まで把握している上司なんていないですのにね。

お恥ずかしい限りです。

 

ただ、上に書いたことのいくつかは、女性の多くがもつ傾向だということを後になって知りました。

 

■女性は自己評価が低い

 

フェイスブックCOO シェリル・サンドバーグ氏の有名な著書

「LEAN IN」の中にも、

 

「インポスター・シンドローム (ペテン師症候群、詐欺師症候群)」

「女性は自分の仕事の成果を実際より低く見積もる傾向があるのに対し、男性は高く見積もる」

 

と書かれています。

 

そういえば、

営業支援に従事していて、高い貢献度をあげた時ですら

評価されたり、褒められたりするたびに、

うれしい反面、「もうこれ以上言わないで」と思ったのを思い出します。

 

おまけに、短時間勤務を取っていたので、助けてもらっているのに という負い目を感じていました。

 

 

 出した成果を客観的に評価し、伝える力をつける

 

 

◎ 数値で把握すること

成果目標の設定に関わる部分は、上司からの指導で数値目標を設定し、把握しているかと思います。

しかし、成果目標に設定していないことの依頼を受ける事もあるかもしれません。

その場合も、

「何を何件実施し、組織の円滑な運営に貢献した」

等、欄外にも記載して出来る限り、自分の実績を数値で表現してみてはいかがでしょうか?

 

依頼される業務で本来取り組むべき仕事が出来ていないなら、見直す機会にもなります。

 

◎ 日報をつけること

営業の方であれば、日報を書かれることは多いかもしれませんが、事務の方やそれ以外の方はいかがでしょうか?

 

月次報告を記載するときでも、以外と日々のことは忘れているものです。

些細なことでも、やったことをつけておくと後で振り返る時に漏れなく記載することができます。

数値化もしやすいです。

 

◎ 出来ていないことばかりに目を向けない

出来ていないことは受け止める けど、能力が無いことではない

(自分の能力まで全否定しない)

 

 

■ 個々の成果を見える化してこそ、活躍が見える

 

「MBO(目標管理制度)の徹底」や「管理職の公正な評価」を女性の活躍推進施策の中に入れられている企業も多いかと思います。

評価する側にもジェンダーバイアスなどの固定概念があり、女性の評価が低くなる傾向があるということは指摘されています。

 

しかし、同時に、女性自身も成果を客観的に評価し、それを自信を持って伝える力も同時に必要だと感じます。

これくらいのことだから、できて当たり前だから…と伝えなければ、いくら活躍していても見えてこないのではないでしょうか?

 

昔の私も、競争のための自己アピールではなく、「データに基づく摺合せ」ととらえられたら、少しは気持ちが楽だったのかもしれません。

 

女性の活躍推進に取り組むには、まずは現状把握。

自己評価を客観的に行い、面談に臨めているか、

を確認されてみてはいかがでしょうか? 

 

 

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