- 自分はネガティブに考える方なので、今回の研修を聞いて考え方を変えていこうと思った。
- 「認める・承認」のグループワークでは、とても良い時間を共有できた。
- 講師の方のお話しやすさが良かったです。やわらかい感じの方でした。
- 客観的に考えることができた。
- 思っていたより心にズンと入ってくる研修でした。ありがとうございました。
- 自分の心が凝り固まっていることに気付くことができました。変えることができることに目を向けていきたいです。
- 日頃、ストレスや不安があるので事実は変わらないので自分が少しでも良い捉えかたをすれば楽になることを学べました。ありがとうございました。
- ストレスを受けた後のことについては他の研修で受講しましたが、ストレスを受けにくい心を作る内容は初めてで、取り入れてみたいです。
- 講師の方の実際の体験に基づいたお話は引き込まれました。
- 今までに教えてくれていた人がたくさんいたので知っていた考え方でした。でもあらためて勉強できて良かったです。レジュメをよんでよく勉強したいです。
レジリエンスとは?その重要性
― 変化とストレスの時代に求められる「しなやかな強さ」 ―
現代社会は、変化のスピードが加速し続ける「VUCA時代」に突入しています。
テクノロジーの進化、グローバルな競争、価値観の多様化、そしてパンデミックのような予測不可能な出来事。
こうした環境の中で、企業も個人も、想定外の出来事やストレスにどう向き合うかが問われています。
このような時代において、ビジネスパーソンに求められるのが「レジリエンス(Resilience)」です。レジリエンスとは、日本語で「回復力」「精神的回復力」「心のしなやかさ」などと訳され、困難な状況やストレス、逆境に直面した際に、ただ落ち込むだけでなく、そこから立ち直り、適応し、さらに成長していく力 を指します。
なぜ、今レジリエンスが企業に求められるのか?
レジリエンスは、単なる個人の精神論ではありません。従業員一人ひとりのレジリエンスを高めることは、組織全体の生産性向上、離職率の改善、そして持続的な成長に直結する、企業にとって極めて重要な経営戦略です。
メンタルヘルス対策と生産性向上
ストレス要因が増加する中、従業員のメンタル不調は生産性の低下や休職・離職に直結します。レジリエンスを高めることで、従業員はストレスを適切に管理し、心の健康を保ちながら高いパフォーマンスを発揮できるようになります。
変化への適応と組織の成長
市場や事業環境の変化が激しい現代において、企業は常に変革を求められます。レジリエンスの高い人材は、予期せぬ困難や失敗を恐れず、むしろそれを学びの機会として前向きに捉え、新たな挑戦へと繋げることができます。これは、組織全体の変革を推進し、新たな価値を創造する原動力となります。
リーダーシップ強化とチームの活性化
管理職やリーダー層にとって、自身のレジリエンスはもちろん、部下のレジリエンスを引き出す力も不可欠です。困難な状況下でも冷静さを保ち、チームを鼓舞し、適切なサポートを行うことで、チーム全体のストレス耐性を高め、エンゲージメントと生産性の向上に貢献します。
ベアリンクのレジリエンス研修が目指すもの
BearLinkのレジリエンス研修は、知識や理論を学ぶだけで終わりません。
日々の業務や人間関係、ライフイベントの中で活かせるように、気づき→実感→行動へとつなげる構成になっています。
私たちが大切にしているのは、
「困難な状況に直面しても、自分の足で立ち、周囲と支え合いながら前に進める人材」を育てること。
そのために、対話・ワーク・体験型の学びを通じて、職場で本当に役立つ“しなやかな強さ”を養います。
レジリエンスは、個人だけでなく組織の未来を支える力です。
今こそ、社員のレジリエンスを育むことが、変化を生き抜く企業の鍵となります。
レジリエンス研修の目的・特徴
~困難を状況でも柔軟に前に進む~
変化や不確実性が高まる現代において、困難やストレスにしなやかに対応し、立ち直る力が働く人材に不可欠となっています。メンタル不調や離職防止の観点からも、レジリエンスは組織全体の持続力に直結する時代です。
本研修は、困難や逆境の中にあっても心が折れることなく、ストレスに対処し、変化や困難な状況を乗り越えるだけでなく、それらを未来につなげ、仕事で成果を出し続ける力、前に進む力を強化することを目的としています。
- メンタルヘルスの基礎知識として、ストレスの要因、危険信号を知り、自身を振り返ります
- 心の回復力を高めるための要素、考え方、スキルについて、演習やグループディスカッションを交え、体得します
- 主体的に考え、選択し、行動するための考え方を身につけます
- 上手な伝え方「アサーティブコミュニケーション」を実践で身につけます
レジリエンス研修の対象
特に若手社員/若手職員
どの層にも大切な研修です。
レジリエンス研修の目指す姿
困難や変化に直面しても、自分の感情を適切に扱い、前向きに立ち直る力を持つ。その結果、ストレスに強く、周囲と健全な関係を築きながら、組織の中で活き活きと働き続けられる。
レジリエンス研修 カリキュラム・実施方法
目安時間:3時間(ご要望のお時間で対応が可能です)
実施方法:対面研修・リモート(リモートに応じたカリキュラムにカスタマイズいたします)
レジリエンス研修 カリキュラム | 進め方 |
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□オリエンテーション 研修の目的とその背景 「マイブームについて語ろう」 | アイスブレーク・目的の共有 |
1.心の回復力の高いレジリエンス力のある人とは ①心の回復力を支える4つの礎と3つの力 感情の自己管理・自己効力感・自立力・人間関係構築力 ②ストレスの基礎知識 ③メンタルヘルス不調の危険信号 | 1.座学 心の回復力を高める要素と、スト レスとメンタルヘルスの関係や メンタルヘルス不調の段階について 学びます |
2.自己管理力を高める ①コントロールできることを腹に落とす ②パラダイムシフトを味方に付けて感情の自己管理力を磨く ・事実・思考(捉え方)、感情の流れを変える力を養う ・思考とこころの癖を直す!10のこころの癖 【ワーク】思考の切替に挑戦! ③リラクゼーション技法でちょっと一息 ・日常生活でのメンタルタフネスの実践 【ワーク】緊張をほぐす漸進的筋弛緩法 | 2.座学・個人ワーク・グループ討議 レジリエンスを高める方法と具体的な スキルについて、個人ワークやグループ 討議を交えて体得します |
3.前に進む力を高める ①セルフコーチングを身につけ、自立力を高める ②アンコンシャスバイアス・自分のブレーキを知る ③叱られた時の正しい対応 【ワーク】自分の心のブレーキを知る | 3.座学・グループ討議 当事者意識をもって前に進むための セルフコーチングや、自身の心の ブレーキについて学びます |
4.コミュニケーション力を高める ①タイプ別コミュニケーションのコツ ②アサーティブな自己表現 ③実践!アサーティブコミュニケーション 【ワーク】・上手な仕事の頼み方 ・上手な仕事の断り方 □質疑応答 と 研修総括 ・気づきのディスカッションとまとめ | 4.座学・グループ討議 より良い人間関係を構築するために アサーティブコミュニケーションに ついて、自分のクセを知り、より良い 伝え方をロールプレイで体得します |