レジリエンス研修の目的・特徴

~困難を状況でも柔軟に前に進む~

変化や不確実性が高まる現代において、困難やストレスにしなやかに対応し、立ち直る力が働く人材に不可欠となっています。メンタル不調や離職防止の観点からも、レジリエンスは組織全体の持続力に直結する時代です。

本研修は、困難や逆境の中にあっても心が折れることなく、ストレスに対処し、変化や困難な状況を乗り越えるだけでなく、それらを未来につなげ、仕事で成果を出し続ける力、前に進む力を強化することを目的としています。

  • メンタルヘルスの基礎知識として、ストレスの要因、危険信号を知り、自身を振り返ります
  • 心の回復力を高めるための要素、考え方、スキルについて、演習やグループディスカッションを交え、体得します
  • 主体的に考え、選択し、行動するための考え方を身につけます
  • 上手な伝え方「アサーティブコミュニケーション」を実践で身につけます

レジリエンス研修の対象

特に若手社員/若手職員

どの層にも大切な研修です。

レジリエンス研修の目指す姿

困難や変化に直面しても、自分の感情を適切に扱い、前向きに立ち直る力を持つ。その結果、ストレスに強く、周囲と健全な関係を築きながら、組織の中で活き活きと働き続けられる。

レジリエンス研修 カリキュラム・実施方法

目安時間:3時間(ご要望のお時間で対応が可能です)

実施方法:対面研修・リモート(リモートに応じたカリキュラムにカスタマイズいたします)

レジリエンス研修 カリキュラム進め方
□オリエンテーション 研修の目的とその背景
 「マイブームについて語ろう」
アイスブレーク・目的の共有
1.心の回復力の高いレジリエンス力のある人とは
①心の回復力を支える4つの礎と3つの力
 感情の自己管理・自己効力感・自立力・人間関係構築力
②ストレスの基礎知識
③メンタルヘルス不調の危険信号
1.座学
心の回復力を高める要素と、スト
レスとメンタルヘルスの関係や
メンタルヘルス不調の段階について
学びます
2.自己管理力を高める
①コントロールできることを腹に落とす
②パラダイムシフトを味方に付けて感情の自己管理力を磨く
 ・事実・思考(捉え方)、感情の流れを変える力を養う
 ・思考とこころの癖を直す!10のこころの癖
 【ワーク】思考の切替に挑戦!
③リラクゼーション技法でちょっと一息
 ・日常生活でのメンタルタフネスの実践
 【ワーク】緊張をほぐす漸進的筋弛緩法
2.座学・個人ワーク・グループ討議
レジリエンスを高める方法と具体的な
スキルについて、個人ワークやグループ
討議を交えて体得します
3.前に進む力を高める
 ①セルフコーチングを身につけ、自立力を高める
 ②アンコンシャスバイアス・自分のブレーキを知る
 ③叱られた時の正しい対応
 【ワーク】自分の心のブレーキを知る
3.座学・グループ討議
当事者意識をもって前に進むための
セルフコーチングや、自身の心の
ブレーキについて学びます
4.コミュニケーション力を高める
①タイプ別コミュニケーションのコツ
②アサーティブな自己表現
③実践!アサーティブコミュニケーション
【ワーク】・上手な仕事の頼み方 ・上手な仕事の断り方
□質疑応答 と 研修総括
 ・気づきのディスカッションとまとめ
4.座学・グループ討議
より良い人間関係を構築するために
アサーティブコミュニケーションに
ついて、自分のクセを知り、より良い
伝え方をロールプレイで体得します

レジリエンス研修 受講者の声・感想

  • 自分はネガティブに考える方なので、今回の研修を聞いて考え方を変えていこうと思った。
  • 「認める・承認」のグループワークでは、とても良い時間を共有できた。
  • 講師の方のお話しやすさが良かったです。やわらかい感じの方でした。
  • 客観的に考えることができた。
  • 思っていたより心にズンと入ってくる研修でした。ありがとうございました。
  • 自分の心が凝り固まっていることに気付くことができました。変えることができることに目を向けていきたいです。
  • 日頃、ストレスや不安があるので事実は変わらないので自分が少しでも良い捉えかたをすれば楽になることを学べました。ありがとうございました。
  • ストレスを受けた後のことについては他の研修で受講しましたが、ストレスを受けにくい心を作る内容は初めてで、取り入れてみたいです。
  • 講師の方の実際の体験に基づいたお話は引き込まれました。
  • 今までに教えてくれていた人がたくさんいたので知っていた考え方でした。でもあらためて勉強できて良かったです。レジュメをよんでよく勉強したいです。