部下育成にきっと役立つ?!人材育成川柳1~10

部下育成やコミュニケーションのコツを分かりやすく、思い出していただきやすく、川柳でお伝えします。

今回は、部下育成にきっと役立つ?!できる上司の人材育成川柳 その1~その10です。

 

同内容はニュースレターでもお読みいただけます。ニュースレターは「会社の成長は社員からベアリンク通信Vol12」(PDFファイル)をダウンロードしてください。

 

【人材育成川柳 その1】

頼んだよ 目を見て芽生える 責任感

何か指示をする、依頼するときは、部下の目をしっかり見ることで、相手により責任感が芽生えるの意。

 

【人材育成川柳 その2】

どう言おう 関係築け その前に

どんなに正しいことを言ったとしても、それを受け入れるかどうかを決めるのは部下次第。部下が耳を塞いでいたら、上司のせっかくの言葉は響かない。

「どう言ったら?なんと言ったら分かってくれるんだろう?」と考えるのも大切かもしれないが、この人の言うことなら聞けるという関係(信頼関係)をまず築いておこう。の意

 

【人材育成川柳 その3】

ちょっと待て この関わりは 何のため?

部下のためを思って指導しているうちに、気持ちが高ぶって、ついつい相手を傷つける言葉、やる気、勇気を挫くような言葉を使ってしまう。

部下と関わる時は、この場は何の意図をもって関わるのかを意識したい。の意

 

【人材育成川柳 その4】

挨拶し 名前を呼んで 様子見る

相手の存在を認めることは、「上司に気にかけてもらっている」「いてもいいんだ、この職場に」と、安心感や組織の一員なんだと感じられることにつながります。

 

名前を呼んで挨拶することで、その日の部下の様子が分かります。元気が無い日が続いたら、「どうしたの?」と気にかけ、声をかけることができますね。

 

【人材育成川柳 その5】

足らずより 出来たことこそ 目を向けて

人は出来てない事、足らない事に目がいきがちだけれど、部下の出来ている事、良い所、貢献している所にも目を向けよう。の意

 

【人材育成川柳 その6】

指示出しは 返球受けて 確認し

重要な指示、注意事項 、申し送り事項など、特に重要なこと、間違えやすいことなどは、言いっ放し(球を投げっぱなし)ではなく、伝えた後に部下に復唱して(返球して)もらい、確認しよう。の意。

確実に伝わったかどうか確認できるだけでなく、部下自らが口に出すことで、アンテナがより立ちやすくなる。

 

【人材育成川柳 その7】

合わぬ部下 応対見てる 他の部下

上司だって人間だから、部下とも合う合わない、好き苦手はある。
合わない部下、苦手な部下への応対次第で、部下本人との関係が悪くなるほか、他の部下からの信頼も損ねてしまったり、職場の雰囲気を損ねる可能性がある。

感情はあるかもしれないが、部下と何を生み出す必要があるのかを考えて、行動しよう。の意。

 

【人材育成川柳 その8】

人育て 粘りと根気 花開く

人育て、部下育成は、粘りと根気が必要。
草木に水をやるように、部下とも効果的な関わりを根気よく続けよう。いつかそれが花ひらくと信じて。の意

 

【人材育成川柳 その9】

何回も 言ったはずでも 言葉変え

前に伝えたはず、何度も言ったはずだったとしても、もし部下に伝わってなかったとしたら、もう一度そこから始めるしか前には進まない。
相手が受け取りやすいよう、理解しやすいように言葉を変えて伝えることも必要かもしれない。

言っただろう、説明しただろう、それは本当かもしれないが、自分を正当化したとしても、残念ながら何も生まれない。伝えたことより、伝わったことが全ての意。

 

【人材育成川柳 その10】

 まずは聴く その積み重ね 信頼に

 部下の話を聴くと、「もっとこうした方が良い」とアドバイスをしたくなり、部下の話をついつい遮ってしまう。

まず部下の話を3分で良いので受け止めて聴く。すると、自分の話を大切に聴いてもらえたという経験が部下に生まれる。それが積み重なり、この上司になら安心して話せる、この上司の言うことならきけるという、上司に対する信頼が生まれる。の意。地道かもしれないが、信頼関係を築く近道。アドバイスをするなら、その後で。