人材育成の悩みを解消!粘り強く、高い目標に挑戦できるストレッチ社員とは
経営者、人事の方なら社員の方に対して、上司なら部下に対して、「不満は無い!」とおっしゃる方は珍しいかもしれません。
社員研修、人材育成研修の現場で良くお聞きするのは、例えば、こんなお悩みです。
- 言われたことしかしない
- 教えられた通りにしかいしない
- すぐ言い訳する
- やる前から、「無理です。できません」と言う
- 向上心が無い、成長が無い、受け身である
経営者のお悩みは、突き詰めれば人に関すること、人材育成に関することだと言っても過言ではないでしょう。
では、どんな社員、どんな部下だったら、「よし!」と思えるのでしょうか?
「こうなって欲しい」と期待する社員、部下の姿とは?
もっと組織を良くしたい。
業績を上げたい、成果を出したい。
このままでは競争力が無くなるんじゃないか。
などなど・・・
組織の中で一番の当事者意識をお持ちだからこそ、組織への思いと、社員や部下への期待と現実とのギャップで不満や危機感を感じていらっしゃることでしょう。
では、「こうなって欲しい」と期待する社員の姿、部下の姿というのはどんな姿でしょうか。
例えばこんな姿かもしれません。
- 意欲を持ち続け、仕事に対して当事者意識を持っている
- 挑戦する勇気と自信を持ち、どうやったら目標を達成できるか考えて、主体的に行動している
- 困難な状況に当たった時、言い訳をせず、どうしたらよいのか自分で考え、壁を乗り切る力がある
- 失敗を糧にし、改善できる
組織がこのような人たちで構成されると、より元気な組織になり、成果を出せる組織、競争力のある強い組織になる可能性が高まるのではないでしょうか。
「ストレッチ人材」の育成を目指して
上記に挙げたような目指す人材像を一言で表せる言葉として、
粘り強く、高い目標にチャレンジできるストレッチ社員
と勝手に(笑)名付けました。
ストレッチとは・・・
「ストレッチ体操」というように、身体の柔軟性を高め、動きやすくするために、力を発揮する前に準備として行うことを言います。
また、人事用語として、「ストレッチ目標」という言葉もあります。
手を伸ばせば届くレベルではなく、背伸びをしないと届かない高い目標をあえて設定し、その実現に取り組むことを意味します。
そのような「ストレッチ」という言葉の意味から、
ストレッチ社員とは、「しなやかに(=折れずに粘り強く)、力を発揮するための準備をし、高い目標に挑戦できる、し続けられる社員」という意味を込め、目指したい人材像としました。
このような人材像が、これからの企業にはより不可欠だと信じ、少しでも企業での人材育成のお悩みに寄り添い、お役に立てるよう、ブログを発信していきたいと考えています。